ぐつぐつ日記

懸命に生きます。

2023の断捨離日記

●コスメ断捨離と加齢
フォロワーともくりをしていたとき、断捨離の話題になった。
私の場合はコスメの断捨離が課題だった。
アイシャドウって難しいのだ。暗いとくすむし、薄すぎるとメイクサボった人に見える。20代のうちからベージュメイクだけではつまらないけど、もうピンクピンクしたメイクをする歳でもない。
吟味した結果、ベージュシャドウはラメが華やかなものを残して若さをキープ、ピンクシャドウはパステル系を手放して赤っぽいピンクのものを残して大人っぽくなれるようした。
もう20代中盤なので、若さ可愛さに執着するのはやめて、大人なメイクを目指す歳だと思う。実際、大学生の頃のお化粧と今のお化粧はかなり違うので、この調子で年齢にあったメイクのアップデートを心がけたい。
そう考えたとき、あることを思い出した。学生の頃から見ているyoutuberが、24の頃には大人っぽいコーデやメイクをアップしていたのに、アラサーになった今ではバブみメイクやカジュアルなコーデをアップしているのだ。彼女は可愛いので何を着ても可愛いのだが、やはり人間歳を取ると若く戻りたい願望が出てくるのかな…と思った。特に最近は中顔面短縮メイクで若く見せるのがトレンドで、30近い人でもバブみ〜とか言っている。もう親になっていてもおかしくない年齢なのに赤ちゃんを目指してどうするんだと思ったが、私も赤ちゃんになって、存在しているだけで肯定されたがっていたことを思い出した。同じ穴の狢である。
学生の時、バイト先のお客さんに、私と同じくらいの歳の妊婦さんや子連れの母親が何人かいた。同じくらいの年齢なのに、この人たちは社会に出てお金を稼いでいて、次世代の人間を育てる覚悟と財力があり、親となる責任感もある…と恐れ慄いた。本来、もう私も次世代を育てていてもおかしくない年齢なのだ。そろそろ赤ちゃんに戻りたいとか言ってないで、大人としての覚悟を決めねばならない。


●節約の義務感を捨てた
節約しなければならない、という義務感が強かったひとり暮らし開始時は、湯船を禁止してシャワー生活をしたり、スーパーで電卓を叩いて予算内に収まるように買い物をしたり、冷凍食品や嗜好品を禁止したり、絶対にお弁当を作ったり…とストイックに節約していた。でも無理になった。夏バテして、そんな気力が無くなったのだ。でも、家計簿をまめにつけることをサボっても、意外と黒字だった。エアコンもつけたし、湯船にも週何回か浸かったけど、黒字だった。
「自分が贅沢だと思っていたもの、意外と買えるじゃん!」と気づいて嬉しかった。
それからは、
①毎月貯金用の口座にお金を入れる。残りは自由に使ってOK。
②カード利用明細だけ時々チェック
③心身の健康には惜しまずお金を使う
というゆるい生活になった。気が楽だ。
今は、寒いので湯船に入る回数を増やしたり、湯たんぽを用意したり、安くなったアボカドを買ってみたりと、自分の体と心を元気にするためにしっかりお金を使っている。前よりも心も体も回復してきた。

浪費は減らすべきだけど、生活の基盤にはしっかりとお金をかける価値があると気づけた。

 


●会社員への期待を捨てた
会社員って、みんな合理的で、言語化能力があり、利益を第一に考えるものだと思っていた。意外とそうでもなかった。
これは学生の時もそうだった。小学6年生の私は「中学生になったら道徳の授業がなくなるし、面倒な集会とかも減るんだろうな!高校受験のために頑張る大人な生活を目指すぞ!」と思っていたが、実際中学校に入ったら別にそうでもなかった。
まず最初の上司は、感謝とか仲の良さとかを重視するタイプの人間だった。このタイプの人間は一番攻略が難しい。人よりもコト重視な私にとって、想定外な言動をすることが多いからだ。例えば、凄く忙しいときに手伝ってもらって、一段落したときにお礼を言ったら、「お礼はすぐに言ってほしい、社会人の礼儀だよ」と言われた。だいぶ不機嫌そうな表情だった。ごめん、会社員は仕事を遂行することが第一優先だと思ってた。そう言えば、社会人あるある漫画で、仕事を効率的にこなす人よりも上司に気に入られている人の方が出世するというのを見たことがあるし、大学の自治100%の部活でも先輩に気に入られている人が次期主要メンバーに選ばれていた。結局会社員ってフツーの人の集合体だから、学生生活となんら変わらないのだ。人に気に入られる人が、人の集団でのし上がるのは自然なことだ。ここで、「会社員は合理的」という期待が消えた。というか、人とのコミュニケーションを重視することこそが、会社員にとって合理的なのかもしれない。絶対そうだ。私の考えが間違っていたのだ。


今年の年末はうどんを食べることにした。今年は色々変化があり、体調を崩したりと完璧な1年ではなかった。来年は健康に楽しいことを詰め込んで、太く生きたい。